6つの専門チーム
インプラント
インプラント治療とは、歯を失った部分の顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、人工の歯を製作して噛む機能を回復する治療法です。一言に「インプラント」と言っても、その種類は非常に多く、それぞれが異なる特徴や形状を持っています。どのメーカーを採用するかは歯科医院の先生の考え方によって変わるので、当社ではどのようなインプラントメーカーにも対応できる体制を整えています。
専門学校では、インプラント技工について触れる機会はあまり多くないと思いますので、どのような技工が行われているのか想像しづらいかもしれません。でも、安心してください。入社後に、新人研修としてインプラント技工の基礎から丁寧に指導していますので、スムーズに現場に出ることが可能です。
義歯
金属床義歯、ノンクラスプデンチャー、コーヌスデンチャー、インプラントオーバーデンチャーなど様々な自費義歯に対応しています。
義歯チームには、臨床経験約30年のベテランや、歯科医師の先生方と一緒に勉強をして臨床技工へフィードバックしている人、社内活性化のための活動に積極的な人がそろっています。
2020年度より、義歯チーム向けの研修制度を充実させる予定です。基礎からしっかりと知識と技術の研鑽が積めるようカリキュラムを組みます。スムーズに臨床技工に入れるように指導いたします。
AGC
AGCブリッジ、全顎補綴を得意とする大型補綴専門チームです。AGC(Auro Galvano crown)とは、電鋳と呼ばれるメッキのような方法で製作される99.9%純金の高精度に適合するキャップのことです。このAGCキャップを使った補綴方法は、患者様には固定性ブリッジのような快適な使用感を提供しながら、チェアサイドで取り外してメインテナンスをすることができる、術者可撤式の構造です。
当社では20年の間に約1000床の実績があります。また、無歯顎やそれに近いような大型症例の技工物製作も得意としています。
歯型彫刻大会で受賞歴のある技工士がいるなど、各種学会・勉強会で知識の研鑽に努めています。チームワーク良く大型補綴を成功に導きます。2020年度より、AGCチーム向けの研修制度を充実させる予定です。基礎からしっかりと知識と技術の研鑽が積めるようカリキュラムを組みます。スムーズに臨床技工に入れるように指導いたします。
CAD/CAM
近年、歯科技工は大きく様変わりしました。患者様のお口の中を直接カメラで撮影したデータや模型のスキャンデータを用いて、デザインソフト上で歯の設計し、ミリングマシーンや3Dプリンタで技工物を製作しています。当社では、デジタル技工に強い技工士育成に力を注いでいます。
審美
デジタル化が進んでいるといえども、最後の仕上げは匠の技が必要です。適合、咬合、コンタクトなどの機能性、審美性、耐久性を兼ねそろえた技工物が、患者様に永く快適に使っていただけるように、また、歯科医師の先生がたにスムーズな診療を行っていただけるように、技術と知識の研鑽に努めています。
サージカルガイド
歯科医師向けのインプラント埋入計画のサポートやサージカルガイドテンプレートの製作を行う専門チームです。患者様のCTデータ、口腔内情報(模型や口腔内スキャナーデータ)を用いて、歯科医師の先生がたがインプラント埋入計画にすぐに入っていただけるようデータを準備し、テレビ電話や画面共有ツールを活用して行うサポートサービスが好評を得ています。
チームリーダー3名のうち2名が女性技工士で、女性技工士がメンバーの半数を占めています(2019年11月現在)。各種学会、勉強会にて研鑽を積み、個性を生かして得意分野を深めています。
専門分野が学べる研修制度の実施
新しく入社した方がスムーズに臨床に入り、高い知識とスキルを身につけられるよう、入社後6ヶ月間にわたり研修を実施しています。